Saturday, May 06, 2006

noble oblige

「中国人なんかと比べると、日本人は海外で協力しない」とは良く言われるけれど、例に漏れず自分も当地で特に他の日本人と仲良くしようとしていたわけではなかった。コスタリカにいたときに、他に全く日本人のいない状況で楽しくやれた、というのもあるだろうし、単に西を向いていただけだと言うこともあると思う。

それでも昨日あった日本人向け勉強会はあまりにそのテーマが魅力的だったので行ってみました。そしたら! 意外と良かったのです。外国において「日本人だけ」の集まりとなると、単に日本語喋って、馴れ合ったりするだけかと思っていたんだけど、そんなことはないんだね。特に就職の話なんかは、各国で状況があまりに違うものだから、日本人同士でないと通じない話も多いんだね。何より、同じような志望で同じような問題を抱えている人や、実際にその問題を乗り越えてきた人たちと話をすることは、そういえば忘れていた楽しいことだった。そういえばSFCには、こういうちょっとNobleな意識の高い人が多くて、それが好きだったんだよな。

何でだろう、今のコースの人たちとは、そういうのが無いんだよなー。真面目な話が出来ない、ような。勉強の話とか、将来の話とかする雰囲気じゃないし、自分も「真面目」に見られないように、馬鹿な話ばっかりしている気がする。変なの。