Tuesday, April 17, 2012

通訳研修

4月から,英語通訳の授業を週2回受けることになった。

わーいわーい。 と喜んだのもつかの間,どうも大変なことに踏み込んでしまったみたい。 まず,通訳自体が難しすぎる。初めて気がついたけれど,「英語を理解する」ということと,「英語を日本語に逐次(もしくは同時)に通訳する」というのは,「最寄り駅の一つ前の駅で降りて歩く」と「富士山に逆立ちで登る」の違いくらい,性質も難易度も違うものだった。

 英文を記憶して,メモして,文章構造を考えて,翻訳して,発話して,しかもその間に次の文章を聞き取っている,という作業は,「英語を英語として理解する,聞こえなかった部分は想像で補う」というやり方を教えられていた自分にはスーパーハードだった。 

入ったコースもなかなかレベルが高くて,生き残るのも大変だ。 英→日は,メモしていると聞き取れないし,日→英は簡単な単語しか出てこない。(この間の授業では,「野心的な取り組み」が出てこなくて頭が真っ白になってしまった。ambitious challenge でも challenging effortでも何でも良かったのに…)。

でも,上手く訳せたときは気持ちいいし,久しぶりの英語の勉強も面白い。正直,通訳担当官になったら,この研修よりもずっと大変になるわけだけど(通常の仕事にプラスして通訳をやらされて,特に手当は付かない 笑),せっかくの機会だしがんばってみる。