Friday, June 26, 2009

意外な結末@ネズミーシー

19年ぶりくらいにネズミーシーへ行ってきました。行く前はあまり乗り気ではなかった(ディズニー映画とか苦手だし、作り物に感動するのが癪)んだけど、最後にはすっかり感動して帰ってきてしまった。

実際アトラクションは、富士Qに慣れた身には全くスリルも無く面白くなかったんだけど、それより何より、世界の作り込みにびっくりした。19年前にランドの方で超感動したことを覚えているけど、あれは自分が子どもだったから騙された訳じゃなかったんだ、とちょっと嬉しかった。

一例なんだけど、施設に全くサビや汚れが付いていない。と、そこまでは考えつく(とは言っても、他の遊園地だったら意外とサビが付いてたりする)んだけど、海に浸かった施設なんかは、わざとサビが出ているように茶色のペイントが塗ってあったり。それも指でなぞらないと塗料と分からないぐらいのリアルさ。

(遠くて分からないけどここら辺とか)

熱帯ジャングル風の森(ロストリバーデルタ)も、ぱっと見は本当に熱帯植物。多分そう見える温帯樹木を集めているんだろうけど、なかなか他の施設では見たこと無い。

中東風の建物群(アラビアンコースト)も、うまく写真を撮れば、本当に「イラン(?)に行ってきました」とか言えそうな作り込み。ここだけではないけど、夕暮れ以降の施設の美しさは、作り物と分かっていてもかなり凄い。

あと、ショー(舞台)も一通り見たけれど、「ミスティックリズム」というのがかなり良かった。ちょっとシルクドソレイユ入ってて、仕掛けも豊富で。なんかエロいし。他のショーはちょっと残念な部分もあったけど、うるさいこと(ビッグバンドビートの黒人女性シンガーは声量不足とか)言わなければ十分楽しめる。

平日だったお陰か、アトラクションにもあまり待たずに乗れた。文句を言いつつスリル系乗り物(タワーオブテラー、センターオブジアース、インディ、レイジングスピリッツ)にはそれぞれ3回以上乗ってこられたし。待ち時間3分なら、文句も言えません。

JR駅から歩きにくい(絶対わざとだ)とか、食事が値段の割にしょぼいとか、スリルが足りないとか、ネズミがきもいとか、文句を言えばもちろんあるけど、それでもこの施設があることは素晴らしいことだなと思った。

相方曰く、自分の感想が午前中はずっと「おお頑張ってる」(←偉ぶってて嫌だったらしい)ばかりだったのが、夜には「すごい、すごい」に変わっていて、確かに自分でも驚いた。チケットをくれたアヤ、本当ありがとう!!

でも次は富士Q

Tuesday, June 02, 2009

どんなーとーきだーーってー

ちょっと久し振りに小説を読んだ。というのも図書館に半年前に予約した 「光」by三浦しをん の順番がようやく来たから。

どうも暗いらしい、というのは聞いていて、自分は基本的に暗い話(というか暴力的な話)はあまり好きではないので心配だったのだけど、これは素晴らしかった。ストーリーラインは目を背けたくなるような物だけど、筆力が凄くて、引き込まれてしまった。これまたamazon.co.jpのレビューがよかったので、詳しくはそちらをご覧下さい。

丸山健二にも同じコトがあったんだけど、確か三浦しをんって丸山好きなんだよね。ちょっと納得。やっぱり今一番安心して読めるな。

と、なぜかついでに佐野洋子と森福都という、これまた安心系の本も借りてきてしまった。社労士、まじやべーよ。