Thursday, March 31, 2011

シンガポールの知人以上

何故か分からないけど、最近、シンガポールの時の友達のことをよく思い出す。って、明らかにシンガポールに一週間もいたせいだけど。

シンガポールの日本人学校の生徒は、親の赴任に伴ってきているから、移動がとても激しい。毎年クラス替えがあったから正確には覚えてないけど、一年でクラスや学年の20%くらいが入れ替わっていたんじゃないかと思う。

本当に仲の良かった友人は数人しかいなかったけど(そしてその彼らとは連絡とってます)、それ以外でも「良い関係」があった人は、部活や塾やアパート、先輩後輩を含めればけっこうたくさんいたと思う。今回、そうやって思い出した人たちは、五十人くらいになるかな。けれど、その誰とも、今では連絡は無い、というか別れの記憶が無い。自分も含めて、何時の間にか帰国しちゃうんだな。

高校以降は、メルアドが普及したし、別れに際しては何らかの感傷的なシーンが準備されるようになった。今なんて、ほんのちょっと飲み会で話した人でさえ、facebookで近況を(自動的に)報告し合うのに、あの時あんなに楽しく話をしたり遊んだ彼らと、全くつながっていないことが何だか残念、というか感傷深い。

もしかして、facebookで探せばいるのかな。でも、五年生の時に仲が良かったけど、クラス替えで六年生では全然話さず、いつ帰国しちゃったのかも知らない、そんな彼らに今さら話しかけるのは、なんだか恥ずかしかったりする。

思い出にしておいて良いんだろう。みんな多分、元気にやっているだろう。みんな、覚えてるよ。

明日からというか今日から新仕事

やばいもう1時だ。

ということで今日から新しい仕事に就きます。配属は「報道課」でした。

・・・
・・・・・・?

何かよくわからないけど、国内の報道機関対応らしい。英語はあんまりいらないってさ!ハハハ…。前職で少しは危機管理をかじっていたとは言え、正直完全な新分野。これからまた勉強だー。

Tuesday, March 29, 2011

ふと気が付けばとっくに帰国

色々と書くべきことが多すぎて書いていなかった。

震災に関しては、自分も家族も同居人も家も大丈夫でした、としか書きようがない。2月まで働いていた会社は、リスクマネジメントや防災のコンサル会社だったから、非常に大変そう。自分のお客さんも、初動や事業継続対応で忙殺されたよう。一緒に作った計画が、実際に機能したのか気になるけど、怖くて聞けない。自分が抜けて早々こんなことが起きて、本当に申し訳なく思う。

インド旅行は、Jaipur、Udaipur、Jodhpurと回った。本当はそのあとにJaisalmerで砂漠サファリをする予定だったけど、地震への恐怖で同居人がシンガポールに避難したので、自分も予定を早めてシンガポールに1週間滞在した(元来の予定では2日だけの滞在)。Jodhpurに到着した日に地震が発生して、それ以降は気が休まらなくて観光している気分ではなかったので、特に後悔はない。それを除けば、インド旅行は比較的順調だった。

ニューデリー到着直後に、あまりの町の汚さ(と臭さ)に衝撃を受けて、ホテル予算を倍増(といっても2000円レベルを4000円レベルにしただけだけど)した。そのおかげで、3つの町のホテルはどこも快適だった。食事については、「屋台では食べない」(町の食堂はOK)+「生水は飲まない」「生野菜は食べない」という最低限の基準で行動したけど、お腹が壊れただけで、痛くなったり発熱したりということはなかったので上出来。お腹なんてストレスや緊張でも壊れるし。ちなみに、カレーよりもチャパティーの方がおいしかった。カレーについては、食べる場所で全然評価が違った(激マズから超美味まで)。あと、ラッシーが単なるヨーグルトドリンクではなくて、濃厚でとても美味だった。ただ、食生活についてはシンガポールの方がはるかに充実してた、確実に。値段は同じくらいで、美味しいインド料理だけじゃなくて、中華・マレー・洋食・和食があるから。

日本では、「インド旅行」というと、「混沌」「スピリチュアル」「衝撃」「精神革命(??)」「大麻」「ガンジス川で沐浴」みたいなイメージで、そういう旅行者(日本人だけではないけど)もたくさんいた。残念ながら自分はそういった方面には興味が無かったんだけど、それでも十分楽しめた。特に、城や砦など遺跡や寺院の建築物は、本当にすごい。あと、郊外の自然風景も素晴らしいと思う。お金さえ出せば、宮殿ホテルに泊まってマハラジャ生活もできるし(本当はそれがしたかったけど、一泊5万円~、みたいな、無理)。意外なことに、フランス人の高齢者旅行グループがとても多かったんだけど、多分そういう方向に宣伝しているんだと思う。

町の汚さ・臭さ、混雑さ、うるささ(どの車も10秒に1回はクラクションを鳴らす、高速道路でも)、観光関係者のうざさ(乞食を含む)は、2週間たっても好きになれなかった、慣れたけど。人は、すごく親切な人もいるけど、差別的侮辱をする人もいるし、騙そうと思って近づく人もいる。タクシーでも買い物でも毎回値段交渉が必要、個人的には嫌い。

適正価格が100円の物や距離を、初めは200円と言う。頑張って交渉すれば、100円になるけれど、正直言って、馬鹿じゃないかと思う。初めから適正価格を提示してくれれば、着いた後にチップを含めて200円渡すのに(実際そういうケースも多々あった)。それはまぁ、個人の嗜好だけど。

と、文句を言い出せばきりがないけど、気を付ければ大丈夫な範囲だし、無視はできるレベル。総じて楽しかった。写真はpicasaにアップしたので、手持無沙汰だったら見てみてください。

india 2011

振り返って思う、個人的なハイライトは以下

Chand Baori


Jaipurの博物館


Jaipurの砦


Udaipurの夕景・夜景


Udaipurの乗馬


Jodhpurの砦と青い町




Jodhpurのホテルプール

Tuesday, March 08, 2011

絶体絶命 (身の危険はゼロ)

インドの田舎の方、ウダイプルに今日来た。

移動中に、ソニーリーダーの電池が少なくなって来たから、着いたホテルで充電しようとしたんだけど、なぜかエラーで充電できない。PC経由でもだめ。も、もしかして故障…?

今回のインド旅行は、日常生活を離れてゆっくりと読書を楽しむ事が主目的。だから、かなり余裕のあるスケジュールにした(移動は疲れる、っていうのが最大の理由だけど)。四つの町を、5日ずつ移動する感じ。そのために、ソニーリーダーには未読の本を六十冊入れてきた。もちろん全部読むのは無理だけど、どれも気になる本ばかりで、どれから読むか悩むのが目下の最大の喜びだった。

まじどうしよう、予備の、(紙の)本は一冊しかなくて、薄い新書だから三時間くらいで無くなってしまう。リーダーも、もう本当に充電切れ。読書を諦めて、観光にいそしむ?いや、無理だな、考えるだけで疲れる!

あした、とりあえずここら辺で一番大きい電器屋に行こう。人口は五十万人だから、ある程度のお店はあるだろうか、郊外にショッピングモールとかあればいいけど。

最善のケースは、充電ケーブルの不具合が原因で、それを買い換えれば良くて、しかもそれを売っている場合。安く即解決。

次善は、本体が故障している、または代替の充電ケーブルが売っていなくて、代わりになる電子書籍リーダーが売っている場合。高く即解決。ソニーリーダーなら、本はsdカードに入ってるから簡単に移動できるけど、それ以外は形式面で障害多し、もちろん出費も。既に予算オーバーなのに…。壊れているリーダーを、帰国後に保証で修理して、オークションで売れば損失は少ないか。

最悪は、日本語の本を諦めて、英語の本を買う。むむむむむ。英語の娯楽小説って、楽しめないんだよね…。娯楽のはずなのに、勉強している気分になってしまって。分からない単語は気になるし、日本語なら楽しめる文体の妙もわかんないし。この機会に、慣れろっていうsignなのかもしれない、のか?

こんなところに落とし穴があるなんで、全く迂闊だった。リスクマネジメント、できてないなあ…。

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後日談

その後、pcにずっとつないでいたら、なぜか充電が再開されました…。コンセントからはまだてきないけど、日本なら大丈夫な気がする。製品については大満足です。