Tuesday, October 31, 2006

ワセブ

と略すのかどうかは知らないけど、ふと気付いたら、最近読んだ小説の作者がことごとく早稲田の文学部卒だった。

小川洋子しかり
保坂和志しかり
森絵都しかり
三浦しをんしかり
え、絲山秋子も!
あら、栗本薫も、角田光代も、北村薫も! 
(↑この3人は読んでないけど、本棚で待機中…汗)
と思ったら、読み中の恩田陸まで!!

ここまで偶然が重なると怖い。
っていうかこれを偶然って言い張る自分が怖い。

わ、早稲田は学生が多いからね…。

がんばれケイブ(池田晶子しか知らないや…)!

Sunday, October 29, 2006

精気

チリのピノチェト、もう90歳なんだって。
もはや、黒魔術的に、死者を生贄に自分の寿命を延ばしたとしか思えない。怖い怖い。

Saturday, October 28, 2006

そしてここで近況

日記を更新していないここ最近何していたかというと、
本読んだり、山登ったり、就活したり、ミカン食べたりしてました。つまりは何もしていなかったと言うことで。

書こうと思うことはその都度その都度たくさんあるんだけど、いざとなると面倒になったり、つまらなくなったりするのだよな。ということで一気に簡潔版アップ。

最近読んだ本
「ミーナの行進」 なかなか。
「西の魔女が死んだ」 なかなか。
「愛国心」by 田原、姜、西部 対談者は異常に豪華だけど、議論は脱線気味。
「国際開発コンサルタントのプロジェクトマネジメント」 タイトル長い。
「小説の自由」 そうなのだ、そうなのだ。
「途方に暮れて、人生論」 そうそう。
「レター教室(再読)」 最後に著者が、読者からの手紙にケチつけるのがやっぱり一番面白い。
「癒しのチャペル」 予想外のようで予想通りの辛辣さ。もうちょっと突き抜けて欲しかった
「人間のための経済学」 だー
「お笑い外務省」 へー
そして
風に舞い上がるビニールシート」 !!これはかなりのクリティカルヒット! 短編集なんだけど、どれも本当に面白くて、勿体ないから一日一編しか読まなかった。とくにタイトル作はホントにお勧め。
あ、あと、雑誌だけど「国際開発ジャーナル」が意外に面白くて驚いた。固いのに面白いの。

それとマンガを大量に。猫村さんはやっぱり面白い。デスノートは、一話一話は面白いけど、全体を通すと薄い気がする。Papa told me、ギャラリーフェイク、3丁目の夕陽は安定の殿堂入りだな。

さすがに眼がチカチカしてきたので、うちの裏山、天狗岳(八ヶ岳)に先週登った。


多分これが山頂


温泉が湧いていたり


紅葉も綺麗でございやした。

良く考えてみたら、まともに登山したのはこれが初めてだった。それなのに標準時間の半分で登山。疲れた~。で、今日もまた行ってきたんだけど、ちょっと違うコースにしたら思いっきり道間違えた。迷ったわけでは無いけど。もう霜柱が立ってぬかるんできているから、今年の登山は終わりかな。

あ、下で紹介した「little miss jocelyn」のDVD買っちゃったから、毎晩ウヒウヒ観ています。今度会ったら一緒に観ましょう。

えーと、あとは、あ、就活か。

Saturday, October 21, 2006

ある雑談の例

最近(?)CMで、ペヨンジュやメグライアンなんかの外国人俳優に日本語を喋らせているのが流行なのか良く見る。絶対そう思ってないだろう…、とむずむずする。「アナタヲマモリターイ」とか言われても、言わされてる感が強すぎて。

でもまぁ、日本人俳優だって同じなんだけどね。

と思っていたら、スカーレットヨハンソンがカフェオレのCMに出ている。トミーリージョーンズやキースサザランドも出ているし、びっくりだわ。本国じゃ絶対CM何かに出ないだろうに。

そんなことより、ようやく英国amazonからDVDの届いたlittle miss jocelynが面白すぎる! イギリスの若い黒人コメディアン(女)なんだけど、一例↓


Little Britainでもそうだったけど、差別されているMinorityが、ここまで自分(達)を笑い飛ばせるのは本当凄いわ。良識あるMajorityは、笑って良いのか迷うだろうけどね(自分は部外者だから)。日本で言うと、在日のコメディアンが、在日を馬鹿にするって言う感じでしょうか、ありえないけど…。アメリカでもWill and Graceはそういうところがあるけど、イギリスでOKなのとはまたちょっと違う気がするんだよなぁ。

Saturday, October 14, 2006

映画メモ

愛用の映画サイト、cinemascapeが落ちていて記録が付けられないので、とりあえずここに最近見た映画。

愛についてのキンゼイ・レポート
5点:久し振りの怪ヒット。ただ、定石(下記)を践みすぎてて疲れる。

世界で一番不運で幸せな私
3点:確かに主人公二人はびっくりするほど魅力的で可愛い。演出も良い。けど脚本に魅力を感じられず。アンハッピーエンディングも、フレンチ過ぎて逆にありがち。

フォー・ルームス
3点:ティムロスに2点、マドンナ(妖艶!)に1点、ラストシーンに3点、かっちょいい馬鹿家族に1点、冗長さでマイナス4点。ティムロスがマドンナからチップを貰おうとするシーンが最高。かわいー

キンキーブーツ
4点:これまた定石践み過ぎ。ストーリーも先が見えるし、ドラッグクイーンの描き方もありきたり。でも、主人公がスーツにブーツを履いてcatwalkに登場してしまうシーンだけに4点!

俗に「良い映画」と言われるモノの8割が、「導入→成功・幸せ→突然の失敗→立ち直る、もしくは本当の価値に気付く」というストーリーを踏襲している気がする(「起承転結」ってやつだね、つまらない文章の基本)。それに慣れると、2段階目の「成功・幸せ」の時点で何だかイヤ~~な気分になる、「どうせウワベの幸せだろ、ッケ」って。そうすると、主人公に感情移入出来なくなるんだよな。

ここ数年シャマラン的などんでん返しストーリーが雲霞のように流行ったのも、そんな定石への反発なんだろうけど、それはそれで飽きるんだよね…。下手なアクションモノに多用されたのも痛い。

かといって、幸せ幸せな映画なんて(基本的に)見たくないし、淡々と日常を描くのは眠くなるし、マルホランドのようなワケワカラン映画は疲れる…。

でもまぁ、定石に乗っていようがいまいが、傑作はそんなものを凌駕して驚かせてくれるから、映画を観る、といか発掘するのを止められないのだろうな。 ちなみにマイベストリストはこちら参照。「ナイロビの蜂」「ガンジー」「Kinsey」「Usual Suspects」も次点リストに追加します。「シカゴ」も、映画館で観ていたら入っていたかも。このリストに乗っている映画に関しては、どれも「自分の一番好きな映画だから!」って人に言ったことがある気がする…ハッハ

Thursday, October 12, 2006

a daydream, geographic, when im 24

家は諏訪にあり、友達の多くは東京や大阪にいて、墓は新潟にあり、ニューヨークとパラオを夢に見ながら、住みたいところはシンガポール、働きたい場所はこの世界のどこか裏側。

不幸か、幸せか、

見えない雨が降っている。

------------------------------
ive lost my soul when i was 22, but i might not be dying inside anymore, i wish.

... perhaps that means i'm already dead, haha...

Tuesday, October 10, 2006

体罰に関する私見

今日テレビを見ていたら、「体罰はOKか」という議論をしていた。ま、それは良くある話。

で、そこに、パネルとして教育関係者10人と、芸能人(「評論家」も)10人くらいがいたんだけど、何とどちらも過半数が「体罰OK」って言っていた。

えええええええええっ?!

物凄いショックなんですが。

教師の一人が「体罰は学校教育法で禁止されているが何たらかんたら…」って言ってたけど、違うでしょ、そもそも刑法で禁止されているんだよ!! 体罰が犯すのは暴行罪、もしくは傷害罪だ。暴力は警察力(と正当防衛等)に限定される、というのは法治国家の大前提だ。「教師だから」「生徒のためになるならば」という理由で暴力がOKと考える人は何かおかしいんじゃないか。良く、「アメリカでは体罰などしようものなら通報される」って話があるけど、それは日本でも同じ。番組で「OK」とした人たちは、それだけ重要かつ深刻な意見表明を、全国ネットで顔つきでしたことに気が付いているのだろうか。現在進行形で「たまにはしている」と言った教師なんて、これから告訴されてもおかしくないんじゃ…。

ネットで調べたところ、「良い体罰」はOKとされるべき、という論調が多いようだけど、そんなものはない。生徒の規範を示すべき教師が、身をもって法律違反を正当化してどうするの? 生徒が万引きしても、指導出来ないぞ~~。

自分は、小学一年から五年まで、三人の担任に当たったけど、全員が体罰を当然のようにしていた。それがあまりに「当然のよう」だったから、おかしいとも思わなかった。あぁ、先生の意に沿わないことをすると、殴られたり、耳で持ち上げられたり、バットの上に正座させられたりするんだな、と。だから、六年生の時に初めて、体罰を全くしない先生に当たったときはとても拍子抜けした。でもその教室が学級崩壊するわけでもなく、ようやく「あれはおかしかったんだ」と思うようになった。

もちろん、体罰で学級を収められる教師もいるだろう。でもそれはあくまでその教師の力不足。もうその時点で負けだ。「いえ、こうするしかなかったんです」って言うだろうけど、技術と度量でどうにでもなるよ。

体罰する担任の下、学級崩壊したこともあったしね

しかし、英語教育や学級崩壊、学力低下等、教育に関する議論は本当に熱くなるし、噛み合わないね。絶対に全員が経験しながら、かつその経験が皆違うんだからしょうがないか。

ちなみに自分が一番すべきだと思うのは、週休二日制の廃止だけど、どうでしょう。教師が反対しそうだけど(笑)

Saturday, October 07, 2006

近況

就活始めましたよ。時事問題難しすぎ。

「語学留学」がしたい、前にも書いた気もするけど。スペイン語かアラビア語の。
2ヶ月とか、現地でその言語だけで暮らすの。1日授業6時間とかで、ホームステイして。週末は一泊で旅行に行って。

贅沢だよなあ。

何か今目の前で「ガス管と電話線をつなぐ工事」とか言って、家の壁中に穴を開けられているんだけど、この人達は大丈夫だろうか。うち、セコム入ってるんだけど、それを見るなり「あ、セコム入ってるんですか…(汗)」って言っていた。親は今いない。うーむ… どう見ても自分ニートだと思われてるだろうな。

Monday, October 02, 2006

昨日は速報だった

時期国連事務総長が、韓国のバン・キムン外交通商相にほぼ決定した模様。

日本の国連安保理入りに公式に反対していた韓国だし、日本としては舵取りが難しくなるかもね。

Sunday, October 01, 2006

結局希薄化

日本の民放って、どうなんでしょう。お笑い系は確かにレベルが高い。マシュー(終わっちゃったけど)とか、探偵ナイトスクープとか、本当大好き。ただ、一般に「情報バラエティー」と呼ばれる番組、時に物凄くレベルが低くてビックリする。

今日のフジでやっていた「世界の絶景100」とか言う番組、テレビ欄では非常に面白そうだったのに、本当にがっかりだった。なぜ、フィジーの絶景を紹介するのに、プロレスラー夫婦の倦怠回避を絡ませねばならぬのか! なぜ、アラスカの大地を映すのに、おっさんロッカーの涙(と変な歌)が必要なのか。「スタジオ」も意味不明。そもそも必要ないだろう、絶景を紹介するのに妙な「タレント」5人も。別に彼らの感想やら「気の利いた」コメントなんて興味ないし…。一番理解しがたかったのが、最終的にタレント達の行きたい場所を聞いて「フィジーがスタジオでは一番人気でした~~!!」 … ?? 意図するところが分からない。自分の理解不足だろうか…。そんなことに時間を使って、結局紹介されたのは二時間で4カ所! 各所の「絶景」自体もあまり映されなかったし…(景色+タレントが多すぎ)。

もっとシンプルに、素晴らしい世界の景色をズドドンと流してくれるだけで、それなりに需要はあると思うんだけど。

民放って、CMが入る時点で既に大きなビハインドなんだから、番組の内容まで薄くしたら駄目だって!

そうしてBS1と2しか見なくなる… あ、テレ東は別格でお願いします(笑)