Wednesday, August 29, 2007

ああ

中米に行きたい病を久しぶりに発症。

メキシコで安トルティーヤたーべーたーいー

グアテマラでマーケット巡りがしーたーいー

ベリーズでうーみーにーとーけーたーいー

エルサルバドルでスペイン語の勉強がーしーたーいー

ホンジュラスで激安山巡り乗馬がしーたーいー

ニカラグアで戦後復興作業を続ける人がみーたーいー

コスタリカでクバリブレ飲んでおーどーりーたーいー

パナマで夕陽がみーたーいー


東京ではもうおなかがすいてしまいました。

Wednesday, August 22, 2007

海を越えた格差2

イギリスの某ジェットエンジンメーカーに、自分と同時期に入社した、イギリス時代のフラットメイト(ヨルダン人、年下、超いいやつ)が、興奮してチャットで話しかけてきた。

なんと、ポルシェを買うらしい。1500万円ですってよ。

…。

いやー、優秀だとは思っていたし、お給料もまぁまぁいいんだろうなぁ(彼は就活でgoogle様を蹴った)とは思っていたけど、そこまでだったとは。5年ローンらしいんだけど、それでも毎月20万円払うんだってさ。それ、日本の君の歳のサラリーマンの基本月給だよ、と言ったらびっくりしていた。ポンドが高いせいもあるんだけど、ねぇ。

もちろん嬉しいんだけど、またしても海を越えた格差を感じてしまい、なんだか侘しい気分になってしまった。自分なんて、今一番の買い物悩みは、1万円の外付けHDDなんだもんなー。

Saturday, August 18, 2007

どうでも良い

好きな人が自分に恋愛対象としての興味がないのと、恋人と別れるの、どっちが辛いか、ということを考える。いや、ま、「感情」を「考える」のは前提として無理があることは置いておいて。

恋人と別れるのは、勿論死ぬほど痛いし、心が破裂するような思いはするけれど、お互いが一時は好き合ったという確信が持てる点に置いて、好きな人が自分に興味がないことよりはましかなぁ、と思ったり。

…。これこそまさにソーワット

Friday, August 17, 2007

また本の話

お盆休みもほぼ終わりに近づき、何をしていたかというと、とりあえず実家で本読んでました。金欠なのだ!! 仕事中にはやはりなかなか本が読めないから貴重な時間だった。というわけで相変わらずの一文レビュー。しかし、どんなに本を読んでも文才の無さに変わりは無いのはどういうコトなんでしょうね。

「港町食堂」  奥田英朗
最近この人の小説ばかり読んでいたので、エッセイをトライ。とりあえず魚を食べたくなりました。息抜きに良い感じ。しかし、一番の発見は、直木賞作家でも読書に挫折するということを知ったこと。5冊に3冊の割合で挫折するらしいですよ。やほほーい。やっぱりそんなもんだよね。

「水の家族」  丸山健二
どこかで勧められていたので(後で、三浦しをんも勧めていたことを発見、さすが!)。確かに凄い…。小説の力を思い知らされました。全ての「一文」が、本質をえぐりつつ詩的に美しい(ちょっと修飾過剰な気もするけど)。「死んでよかった私がここにいる」とか。グリッサンに似ているかな。

しかし、物語の一文一文をこれだけ凄いものにしつつ、全体的な調和の取れた一冊の本にするためには、どれだけ推敲を重ねたのだろうか…。目眩がする…。自分は物書きにはなれないなあ。

「琥珀枕」 森福都
これは文句なしに面白い!! スッポンの先生、中国歴史物、妖怪、どんでん返し、涙もほろり、と、内容的につまらないはずが無いんだけど、それにもまして文章が上手くて引き込まれる。

「ドスコイ警備保障」  室積光
引退した相撲取りが警備保障会社を作りましたとさ。状況設定のおもしろさだけかなぁ。文章には特に惹かれず。

「見ないで!」  VOCE編集部
敬愛する五月女ケイ子がメインと言うことで(珍しく)購入。わはははは、これはやばいですよ。自分の隣のOL(差別語?)も、夜中に抜いた脇毛を並べてウットリしているのかと思うと怖くて堪りません。とりあえず貸すから見てください!

「ジロジロ見ないで」  高橋聖人(編)
上の本を検索中にひっかかっただけなのだけど、とても良かった。顔に障害のある人たちのルポ。個人的に街中で、(顔だけじゃなく)障害のある人から目を逸らすべきか、迷うことが最近多かったので。結局答えは出なかったんだけど…。一番最後の阿部さんの話が辛い…。

「町長選挙」 奥田英朗
まぁ、いつもどおりの伊良部節です。安心して読める。が、前2作に比べると明らかにパワーダウンしているのが残念。

「バカ博」  五月女ケイ子
敬愛する五月女ケイ子といえど、さすがにこれは理解不能でした…。

「空ばかり見ていた」  吉田 篤弘
自分にとって一番安心出来る作家かも。たまに内容薄すぎるし、これも決して名作ではないけれど、意外と胸にぐっと来たのでした。ホクトさん、いいぜよ!

「のりたまと煙突」  星野博美
香港であんなに濃かった星野さん、日本なんかで大丈夫かしら、と下世話な気分で読む。いや、日本でも濃いですね。この人の住む東京は、自分の住む東京とは似ていて非なる場所だ…。猫はここら辺にも一杯いるけど。

「三四郎はそれから門を出た」 三浦しをん
相変わらずのシヲンエッセイですね。外れではないけど、息抜きだな。

---------以下挫折----------

「花まんま」  朱川湊人
直木賞をとっていて、amazonでも好評だったので読んでみたんだけど、2話目で挫折…。うーん、痛すぎ。

「わたしたちが孤児だったころ」 カズオ・イシグロ
イシグロさんはいつか読みたいと思っていたので、amazonで好評のこれを借りてみた。10%くらいで挫折…。やっぱり翻訳ものは無理だ。推理物も無理だ。日本語で書いてくれー!

「ウェイクフィールド/ウェイクフィールドの妻」 ホーソーンとベルティ
名作、らしいので一応読んでみる。ウェイクフィールド(10ページくらい)を読み終わった時点で「妻」を読むことを断念。…これが名作?? 全く分かりません…。翻訳のせいとは思えないほどどうでも良い。

Tuesday, August 14, 2007

読んだ本

お盆休みもほぼ終わりに近づき、何をしていたかというと、とりあえず実家で本読んでました。金欠なのだ!! 仕事中にはやはりなかなか本が読めないから貴重な時間だった。というわけで相変わらずの一文レビュー。しかし、どんなに本を読んでも文才の無さに変わりは無いのはどういうコトなんでしょうね。

「港町食堂」  奥田英朗
最近この人の小説ばかり読んでいたので、エッセイをトライ。とりあえず魚を食べたくなりました。しかし、伊良部のモデルが作者自身だとは!!

「水の家族」  丸山健二
どこかで凄い勧められていたので。確かに凄い…。小説の力を思い知らされました。全ての「一文」が、本質をえぐりつつ詩的に美しい(ちょっと修飾過剰な気もするけど)。「死んでよかった私がここにいる」とか。グリッサンに似ているかな。

しかし、物語の一文一文をこれだけ凄いものにしつつ、全体的な調和の取れた一冊の本にするためには、どれだけ推敲を重ねたのだろうか…。目眩がする…。自分は物書きにはなれないなあ。

「琥珀枕」 森福都
これは文句なしに面白い!! スッポンの先生、中国歴史物、妖怪、どんでん返し、涙もほろり、と、内容的につまらないはずが無いんだけど、それにもまして文章が上手くて引き込まれる。

「ドスコイ警備保障」  室積光
引退した相撲取りが警備保障会社を作りましたとさ。状況設定のおもしろさだけかなぁ。文章には特に惹かれず。

「見ないで!」  VOCE編集部
敬愛する五月女ケイ子がメインと言うことで(珍しく)購入。わはははは、これはやばいですよ。とりあえず貸すから見てください!

「ジロジロ見ないで」  高橋聖人(編)
上の本を検索中にひっかかっただけなのだけど、とても良かった。顔に障害のある人たちのルポ。個人的に街中で、(顔だけじゃなく)障害のある人から目を逸らすべきか、迷うことが最近多かったので。結局答えは出なかったんだけど…。一番最後の阿部さんの話が辛い…。

「町長選挙」 奥田英朗
まぁ、いつもどおりの伊良部節です。安心して読める。が、前2作に比べると明らかにパワーダウンしているのが残念。

「バカ博」  五月女ケイ子
敬愛する五月女ケイ子といえど、さすがにこれは理解不能でした…。

「空ばかり見ていた」  吉田 篤弘
自分にとって一番安心出来る作家かも。たまに内容薄すぎるし、これも決して名作ではないけれど、意外と胸にぐっと来たのでした。ホクトさん、いいぜよ!

「のりたまと煙突」  星野博美
香港であんなに濃かった星野さん、日本なんかで大丈夫かしら、と下世話な気分で読む。いや、日本でも濃いですね。この人の住む東京は、自分の住む東京とは似ていて非なる場所だ…。猫はここら辺にも一杯いるけど。

「三四郎はそれから門を出た」 三浦しをん
相変わらずのシヲンエッセイですね。外れではないけど、息抜きだな。

---------以下挫折----------

「花まんま」  朱川湊人
直木賞をとっていて、amazonでも好評だったので読んでみたんだけど、2話目で挫折…。うーん、痛すぎ。

「わたしたちが孤児だったころ」 カズオ・イシグロ
イシグロさんはいつか読みたいと思っていたので、amazonで好評のこれを借りてみた。10%くらいで挫折…。やっぱり翻訳ものは無理だ。推理物も無理だ。日本語で書いてくれー!

「ウェイクフィールド/ウェイクフィールドの妻」 ホーソーンとベルティ
名作、らしいので一応読んでみる。ウェイクフィールド(10ページくらい)を読み終わった時点で終了。…名作?? 全く分かりません…。翻訳はやっぱり無理か…。しかも、「妻」の方が10倍もあるのが意味不明。同じ話なのに。

Wednesday, August 08, 2007

心の鍵穴にご用心

隠していたんだけど、実は3週間ぐらい前に家のカギをなくした。その場では大家さんに開けてもらって事なきを得たんだけど、家の中のどこかにあったはずの合い鍵もどこに行ったか分からなくなった。アチャー。

でも、大家さん(管理人ではない)にそれをいうのも面倒くさいし、管理会社にカギを変えてもらうのも面倒くさいし、そんなお金もない。

ということで、この3週間、家、鍵かけてなかったんですね。はっはっは。一応貴重品は全部携帯して、PCとかデジカメはどこかに隠して出社したりしてました。テレビと照明をつけっぱなしにして、在宅のふり。そのお陰か、3週間無事でしたよ。ヘヘン東京。

でも、お盆は実家に帰るから、さすがに不用心ということで、昨日カギを変えたのでした。スッカラカンです。でも、この安心感は凄いね。

と、今日家に帰ってきたんだけど、慣れとは恐ろしいもので、カギを取り出すのが面倒くさい…。ああ、懐かしきノーキーの日々よ!!

と我ながら自分に呆れつつ鍵穴に入れたら、あらまぁ、開いているじゃないですか。確かに、朝カギをかけた覚えがない…。

慣れとは恐ろしい! というか自分が恐ろしい…。

Tuesday, August 07, 2007

国境を越えた格差社会

噂のfacebookで、コスタリカ時代の学友(ドイツ人、美人)と再開した。おお、感動。しかも、彼女もつい最近大失恋した(といっても当然彼女から別れたらしいが)ということで、なぜか海を越えて励ましあう。

しかし、よくよく話を聞いてみると…

彼女は今、ジュネーブの某国連組織でバリバリ働いているらしい。

でも今は、傷心バケーションということでシチリア島で読書しているらしい。



…。何だかな~。

Monday, August 06, 2007

独り言(たぶん見ないほうが良いです、すいません)

we just finalize our breakup... it's been 4 months since it got bad, and i knew this was gonna happen, but still it hurts.

it hurts.

it hurts that we won't have what we dreamed of.

it hurts that we had good times but no more.

it hurts that i don't have anyone to say oyasumi anymore.

it hurts that i wasn't tolerant enough, and so were you.

it hurts to be alone.

i thought we broke up b/c i didn't want to get hurt no more, like roxette used to sing.

but it still hurts.

hurts.

Saturday, August 04, 2007

継続逃避 (また本だ)

忘れる前に今週読んだ本。未だに現実逃避です。

「ジョボビッチもロドリゲスも女優の名前」 澤井健
この人の「イオナ」っていうマンガが大好きだったから読んでみた。確かに自分と趣味が似ているなぁと思う記述がたくさんあったし、毒も丁度良かったけど、ちょっと内容が古い(3-4年前)すぎたな。出たときに読めば良かった。

「マドンナ」 奥田英朗
中間管理職って…大変だなぁ。 それだけ。

「夜の鳥」 トールモー・ハーゲン
児童向け。でも、小学生の父が鬱になってしまう、というダークな話。さすがノルウェー、鬱の国。途中でだるくなりました。

「反社会学の不埒な研究報告」 パオロ・マッツァリーノ
前作に増しておもろい!! 以下引用

「経済理論による説明で個々の人間の生き方を断罪すること自体、避けなければいけません。なのに現実には、一部の学者およびマスコミは人を裁くための道具として経済学を堂々と使ってしまいます。少子化やニートやパラサイトシングルがGDPを押し下げるなんてのは、社会学者が上げたトスを経済学者がアタックした見事な連係プレーで、その華麗さにマスコミは魅了され声援を送ります。学者、チャチャチャ」(P.67)

「社会学には、フリーライダー理論というのがあります。名前だけ聞くと、個人営業の正義の味方みたいな印象を受けますが、この理論を唱える社会学者達にとっては憎き敵役です。どういうことかといいますと、要は「ただ乗り」、社会の便益を利用しながら、それに見合った費用負担をしていない人を指します。近年の代表的な使用例はこうです。

『こどもを産み育てることで、その子が将来年金を納めて老人を社会的に養うことになる。つまり、こどもを産まない者は、子育ての費用を負担しないくせに、他人のこどもの保険料で老後の面倒を見てもらう、ずうずうしいフリーライダーである。我々の使命は、こどもを産まないフリーライダーを抹殺することだ!』
『イー!』(←戦闘員の声)」(P.176)

あはははは。上手いナー。ということで今週の一冊は戦闘員でした。