Saturday, November 04, 2006

quizas, yo, mi abuela

留学帰還の報告をしに、祖母達(二人)の住む新潟に行ってきた。

これまでも毎年二三回は行ってたんだけどね。

イギリスにいたときに、フラットメイトと戦争の話(だか家族の話)になって、「第二次世界大戦の時に、君の親類はどうしていたの?」って言う質問をされたんだけど、まーーーったく分からなかったんだよね、自分、戦争の勉強していたくせに。びっくりした。

ということで、今回の訪問で初めて、祖父や祖母の戦争体験を聞いたのさ。

そしたらまぁ、出るわ出るわ色々な話。詳しいことはおいておいても、祖父が二人とも朝鮮に行っていたことや、大叔父が戦死していたこと、祖母も竹槍を突いていたこと、等々、本当にこれまで全く知らなかった話がたくさん。そして、出てくる出てくる古い写真。初めて見る曾祖父の若い姿や、祖母(83歳)の少女姿。戦争に関係ない話もたくさん。ついでに着物もらったり、昔の仕事の話を聞いたり。まさに人(と家)に歴史あり。

よく考えたら、祖母達とちゃんとこんなに話したのはこれまでで初めてだった。祖母宅に行っても、テレビ見てるか寝てるかだけだったもんなぁ、23年間。親びっくり。

もしかしたら、実は、留学して自分は変わったのかもしれない、もしかしたら。
そしてもしかしたら、自分が変わって一番気がつかないのって、自分かもしれない。 気づきようがないもんね。