Thursday, December 06, 2007

ダメ社員は浮気をする

今日は仕事後に、東京財団であった「国連と日本」なる講演会に参加。国連大学NY事務局長のフランス人がメインスピーカーであった。話の内容としては、国連改革の話や、日本のPKO参加の話、アメリカとヨーロッパの関係など。久し振りに上流(highstreamであって間違っても高貴という意味ではない)の話を聞いたから面白かった。聴衆も、外務省やら、内閣府やら、慶応の先生やらと、それ相応な感じ。

丁度先週、DDRの課題という、かなり下流(再 実際の活動の現場って意味です)な話を聞いてきたから、二つの議論の乖離に目眩がしたけれど(ちなみにこのときの聴衆は学生とかNGOとか)。実際、現場の話を聞いた後だと、国際政治の話って本当に宙というか天に浮いた話だな、と思う。実際にはそんなに遠くないはずなんだけど。

実は自分が今迷っているのは、将来的にこのhighstreamに行くかdownstreamに行くか、それとも適当にmiddlestreamに行くか、ということ。最初に興味を持ったのがhighstreamなのは間違いなくて、学部で初めてまともに書いた論文は「国際平和維持におけるリーダーシップ」だった。それが修論ではmiddlestream(平和構築におけるアクターの協調)になり、今一番行きたいのは現場。どこに的を絞って勉強したら良いのだろうか。

しかしそれにしても、平和/開発分野の話は、どのレベルであっても面白い。仕事でも学術的な話(リスクマネジメント何チャラ)を聞くことがあるんだけど、雲泥の差…。興味のあるなしだけの違いでは無い悪寒がするのですが(わー 言っちゃった)。