Friday, April 21, 2006

雑記

1.アラビア語始めました
というのも、今月アプライしたインターンに、「アラビア語:初級会話レベル」と書いちゃったから。しょうがないのさ。早速本とかCDとか買ってきたけど… こ、これは… やばかったかも

2.プレゼント
プレゼントやお土産を人に買うのが好きだ、その人と、自分の共通して好きな物や興味のあることを探る行為だから。そのことに気付いてからは、ちょっとはその技術も上達していると…思う。でも、実は、父親へのプレゼントやお土産だけはいつも苦労する。嗜好のそっくりな母親には凄い簡単なのに。だって、好きな本のタイプも、趣味も全く自分とは違って… あ、趣味がころころ変わるところは似ているかも。

3.だけしか
英語として"I was there only for 3 hours"と"I was there for only 3 hours"、どっちの方が自然なのかなぁ、と考えていたときに(オクスフォド出身の寮友によると、後者らしいですよ)、そう言えば日本語の「私はそこに3時間だけいた」と「私はそこに3時間しかいなかった」の違いも微妙だよな、と思った。「しか」って、続く後ろが否定形になるんだね。変なの。正確には「だけしか」かな。なーぜーだー?
「とてもじゃないけど無理」(曖昧なようで何故かはっきりとした否定)の時と同じレベルのすっきりしなさだ。(ちなみにプロによる解説

4.写真
写真の現像を何も言わずに頼んだら、日本のデフォルトよりかなり大きいサイズで出来上がってきた。アルバムに入らないんですけど…。何というか、何事に置いても、日本は「小型軽量」なんだなぁ、としみじみしてしまった。でも、日本人のは堅いんだぞ! ← 典型的な右翼思考らしい(笑)

5.村田
ここ最近で最大のヒット本は、何を置いても「村田エフェンディ滞土録」。100年前に、トルコに留学した日本人の話。割合軽く読めるけど、本当に、名作だと思った。切り口がたくさんあるから「こうだ!」とは言えないんだけど、ともかく素晴らしい。同じ作家の話題作、「家守綺譚」と双子の作品だけど、自分は村田の方が好きだったなぁ。「海外に生活すること」について、より身近だからかな。機会があったら読んでみてちょ。

6. D
ここ数日、珍しく太宰治なぞ読んでいるのだけど、表題作なぞ意外とコメディータッチで面白い(ろまん燈籠)。エッセーも軽いし。自殺やら、人間失格やらで暗いイメージばっかりあったんだけど、必ずしもそうではないのだな。三島も、「レター教室」とか、意外とコメディーなのを書いているのと同じか(皮肉は強烈だけど)。
ちなみにこの太宰の中のあるエッセーによると、当時の飲み屋で、労働者達は焼酎を飲む一方、太宰は「ビールなんか飲んでいて上品がって」いるせいで仲良くなれなかったそうだ。今じゃ、逆なのにね(さすがに「大五郎」なぞは別だけど)、と焼酎の飲めない自分はフフンと思うのでした。