Saturday, September 24, 2005

続き

結局下を書いたすぐ後に、今度は詐欺看板を出していたサンドウィッチ屋に切れてまたクレームしてしまった。悪いことは続くものですね。しかもその後行ったアルハンブラ宮殿では、マナーの悪い観光客を数人見てさらにげんなり。
カメラは、人よりも偉いのですかい? 撮影に手間取って通行人をずっと足止めしたのに、perdonも言わない、景色を見てる人をexcuse me?!の一言でどけようとする、(そして宮殿の果樹園で果物を堂々と盗み食いする)・・・。
悪い行動って言うのは、良い行動よりもとても目立ちますね。人の振りみて何とやらです。


しかし、ここ数日のこういったイライラはちょっと異常かもしれない。親切な人もたくさんいて、それに感謝もしてるつもりなんだけどなぁ。牛乳を全く摂っていないせいかもしれない。むむむ。

「正しいことばかり主張して人を非難する人は」人の心に欠けるだっけ、早死にするだっけ、世の中をぎすぎすさせる、だっけ? 徒然草だと思うけど、忘れちゃった。まぁともかく、確かにそうなのは分かるけど、むーん。


と、ここまでは序文でして

アルハンブラ宮殿は素晴らしい!!   今まで自分が見てきた観光地の中でも、3本の指に入ると思う。特にここ最近、スペインの非常に乾いた土地(特にセビージャ)や、キリスト教美術のごり押し(特にセビージャ)に疲れていたせいか、シエラネバダ(山脈)の雪解け水が溢れ、繊細なイスラム芸術が繰り広げられるこの宮殿は、まさに心を潤してくれました・・・。事前に「アルハンブラ物語」でお勉強したせいもあると思うけど、そこに秘められたストーリーも感慨を深めてくれた。ぜひお勧めします。


ここでふと思ったけど、長野の田舎で育ったせいか、町の「潤い」って自分には重要だなと思った。うむ。常に水を飲んで体を潤わせないといけない土地は、あまり自分には合っていないのかも、と思った。