Saturday, November 28, 2020

怖いこと

コロナ禍の一番の弊害は、人々のつながりや気軽な会話、対話が減ったことで、考えや意見を鍛錬というか、円熟させる機会が減ったことじゃないかと思う。物事は、一人で考えているとどうしても煮詰まって、都合の良い根拠ばかり引っ張ってきて、極端な方に行きがち。
今の、感染防止優先と経済優先の議論が、「どちらも大事だからバランス取りましょう」という当然の結論になかなか至らないのも、以前だったらカフェや職場や飲み屋で話されては消えていったり中庸化されていた極端な意見が、行き場を無くした結果脳内で発酵して、本来なら出てこないはずのところに現れてるように見える。TwitterでもFacebookでも、見えてるのは世間一般ではなく自分と近い意見だけだし。
自分の身近で大変良識的な人と久しぶりに話した時も、感染防止優先のあまり、非科学的、非常識的な根拠と論法で政府や人々の批判をしていて、まじどうしたの?!と思った。勿論これは他人事ではなく、自分も一人で考えついたことを飲み会で発表して、人から「バカか」といわれてバカさに気づいたりすることがしょっちゅうだったから、余計に怖さを感じている。