Thursday, January 01, 2009

今年の抱負(偽)

帰省中。「無難」に母の持っていた、軽そうなエッセイなぞ読もうと思ったら、全くもって無難じゃなかった。

こんなブログを見ている時間がおありだったら、佐野洋子「役に立たない日々」、米原万里「心臓に毛が生えている理由」を読んだ方が一万倍くらい良いです。池田晶子「人生は愉快だ」もよろしく。

新年早々、死期が近いおばさんになります。



--それでも時間が余ったら--


昨日、とても久しぶりに、紅白をまじめに見た。意外とまじめにおもしろかった。

・ポニョの歌、はじめてちゃんと聞いたけど、良くてびっくりした。オープニングは度肝を抜かれた。あれはずるい、「きみをのせて」も。

・森山某は、粘りっこそうな感じが今まで好きでなかったけど、あの歌はすばらしい。あの歌詞を読んで、自殺云々だから止めろと言った人は、小学校一年生の国語からやり直すべきだ。池田晶子が、あの歌を聴けなかったのが惜しい。

・平井堅みたいな知らない男が、平井堅みたいな歌を歌っていた。リアルゲイな平井堅よりもゲイっぽかったのに、子供が四人出てきて魂消た。世界は自分が思っているより複雑なのかも知れない。

・そんなこんな(主にポニョと坂本冬美)で圧倒的に赤が勝ちだろと思ったら、白が圧倒的に勝った。陰謀に違いない。

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ということで今年もまたよろっぴー。